ウエストアップやバストアップのポートレートでは
85mmや135mmといった長い焦点距離のレンズが好まれることが多いです。
全身が写る撮影でももちろん上記のような長いレンズを使ってもOKですが、
僕は広角レンズをセレクトして撮ることもよくあります。
理由は様々ケースバイケースではありますが
写り方の表現の一つとして選ぶ場合は
以下のような考え方ができます。
背景までしっかり見せたいときほど広角レンズが活きてくる。
背景をぼかして写る範囲も狭くしたいときほど望遠レンズが活きる。
今回は前者。
建物の造形やそびえ立つ感じをしっかり見せたかったので焦点距離28mmの広角レンズで撮影しました。
焦点距離がもっと短い24mmや16mmなど数字が小さいレンズで撮ると
その効果はさらに強くなります。
もしこの場所で標準レンズ(焦点距離85mm)以降の長いレンズを
使ったとしたら、モデルさんの後ろの植木やさらにその後ろの白い壁や手すり(?)
くらいの範囲までしか写らず、建物の外壁(ピンク?濃い肌色?)までは写っていないです。
やり方次第では写すこともできますが、”建物のそびえ立つ感”という表現はできなくなります。
同時に広角レンズで下からあおるとモデルさんにも同様に”そびえ立つ感”が生まれます。
これは足長効果にもつながり一石二鳥ですね。
ここでカメラ目線、さらには笑っていなかったとすると、
見下ろしている威圧感やクール感が生まれてきます。
今回は全体の色味も手伝って柔らかく優しい感じを見せたかったので
目線を外してにっこりしたカットを選びました。
見下ろす目線のクールな表情のカットもあるのでいつかまた載せようと思います。
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