マニュアルフォーカスで気をつけること

作品撮り

今はinstagramの影響で定着してきた正方形の写真ですが。

僕は当時使ってお気に入りだった6:6cmのフィルムサイズで撮る

ハッセルブラッドというカメラを意識して撮った一枚です。

レンズもその時に使っていたハッセルのレンズをマウントアダプターで変換して一眼レフで撮影しました。

 

純正レンズではないとピント合わせは全てマニュアル操作になります。

そうなると、一眼レフでのピント合わせは本当に大変・・

もともと純正ではないし、現代のカメラ用に作られたレンズではないので

「シャターを押せば写る」という超原始的な操作法しかないのです。

写るといってもオートフォーカス(AF)ではないので、自分の目で見てピント合わせもシビアになります。

この作品の時は目が悪くなったせいかなかなかピントは合いません・・

メガネをかけてもカメラの視度補正を調整してもなかなか合わずで苦労しました。

 

性能の良いマウントアダプタだとカメラのAFポイントが光って、ピントが合ったことを知らせてくれることもあります。

僕はあまりこの機能を信じていないのですが(実際に撮ったものを見てみると合っていなかったことが多かったので)

ミラーレスカメラはマニュアル操作でもピントが合う範囲を教えてくれる”フォーカスピーキング”という設定があるので

僕の経験ではこちらの方が比較的信用できます。

 

昔のレンズなどマニュアルでしかピント合わせができないレンズはミラーレス機を使うことをオススメします。

 

最近のデジカメはピント合わせがとても早く、まさに”一瞬を見逃さない”写真を撮ることができます。

しかし時代に逆行したマニュアルレンズでの撮影はピント合わせのスピード的にはかなり不利になります。

それでもその写りや風合いに惹かれ、あえてフィルム時代のレンズを使用したくなるのです。

そうなればあなたは間違いなくカメラ好き、撮ることが好きでたまらなくなっているはずです(笑)

 

ピント合わせが遅くなるマニュアルフォーカス(MF)撮影では動きの早い撮影が困難になります。

ポートレートもAFの時ほど好きなように撮れなくなってきます。

ピント合わせに気が取られアングルがバラバラに・・なんていうことも考えられます。

その逆ももちろんあります。

 

が、これもカメラの楽しみの一つ、作品撮りではいろいろ失敗しながら自分だけの表現をしていけるようになりたいですね。

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