カメラ機材を一眼レフ(Canon EOS 5 mark lll)からミラーレス一眼(Sony α7 Rlll)のセットに変えてから半年ほど経ちました。
その中で一番大きく変わったのは
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カメラの構え方
です。
本当に大きく変わりました。
<理由1>カメラを構えるのが楽になる
これが一番大きな理由の一つです。
ミラーレス一眼と一眼レフカメラの大きな違いの一つは
ファインダーをの覗いた時に分かります。
その作りの構造上、
一眼レフはファインダーを覗くと肉眼で見た感覚でリアルな景色が広がります。
対してミラーレス機はスマホで写真を撮っている、リアルな動きと一瞬ズレて見える感覚になります。
ファインダー内の見え方も背面液晶をそのまま映しているだけなので、リアルではない”液晶感”たっぷりの映像になります。
最初はこのミラーレス機のファインダーの感覚にすごく違和感を感じて好きになれなかったです。
リアルな動きよりも一瞬だけ遅く映るミラーレス機の液晶ファインダーは
「ここだ!と思った瞬間」にシャッターを切るのとタイムラグがあって
本当にしっかり撮れているのだろうか?と不安になる時もありました。
ただ、僕が初めに使ったミラーレス機は仕事用ではなかったので
作品を撮ったりしながらいろいろ試していました。
初めての一台はFuji X-E1というカメラです。
そこから数年、各社ミラーレス機の液晶ファインダーもすごき性能が良くなり、
今は使い慣れたせいもあって違和感は感じなくなりました。
さて、前置きが長くなりましたが
使い慣れてくるとこの液晶ファインダーの良さがとても目立ってくるのです。
ミラーレス機は先に出た説明のとおり、液晶画面がそのままファインダーにも映るわけです。
ということは逆にいうとにいちいちファインダーを覗いて撮影する必要がなくなるわけです。
これってどれだけ良いことか分かりますか?
最近の人はスマホの撮影とかで当たり前になっているから分かりにくいかもしれませんが(笑)
本来、一眼レフカメラの時は基本的にファインダーを覗いて撮影しているわけですよね。
(”ライブビュー”という液晶を、見て撮影する機能もあるにはありますが)
もちろん覗かなくてもシャッターを切ることは物理的に可能です。
しかし緻密な構図やピントの合わす位置などはやはり実際に自分の目で見て確認しなければいけなかったのです。
ではそんな時地面を這うようなローアングルだったら撮り手の態勢はどうなるでしょうか?
もしくは、たった自分の頭一つ分だけ高い位置から撮りたいだけなのに背伸びするだけでは届かず・・など、
最近のミラーレス機のほとんどは液晶部分の角度を動かすことができます。
このため、撮り手の態勢を極端に崩すことなくただ撮影だけに集中することができるようになるのです。
一眼レフだとこういった撮影がすごく大変でした。
地面すれすれのローアングルでは”匍匐前進(ほふくぜんしん)”スタイルで、
寝転び洋服を汚しながら、しかも真夏のアスファルトとかは本気で火傷します(笑)
雨上がりのぬかるんだ土の上とか想像して見てください(笑)
<理由2>構図をしっかり確認できる
これはファインダーを覗かなくなり、液晶を見ながら撮っていて気づいたことです。
ファインダーってどちらか片方の目で覗きますよね。
人間には目が二つもあるのに、どちらか一つの目だけを使って撮るのって本来の目の機能のレベルを下げていませんか?
両目で液晶を見ることで一層に構図をしっかり撮るようになってきたと思います。
両目で見ているので物理的に視野が広がり、液晶外の目の前の現実世界の動きも確認しながら撮影に臨めるようになりました。
これも本当に大きなメリットだと思います。
<理由3>とにかく軽い!軽量コンパクトであること
一眼レフカメラは構造上の問題でどうしてもカメラ自体が大きく重くなってしまいます。
比べてミラーレス一眼はやはり軽いし小さいです。
仕事の撮影では2台、時には3台を首にぶら下げて撮影する僕からすると、
軽量コンパクトはかなりのプラスポイントといえます。
この3つのポイントは仕事で撮影しているプロのカメラマンだけではなく
これからカメラを買う、もしくは買い換えるという方にも当てはまる内容です。
一眼レフカメラを否定しているものではないので、
一ユーザーの感想として理解してもらえればと思います。
カメラ業界の2強であるCanonとNikonも最近になりようやく仕事でも使えそうな
フルサイズのミラーレス一眼をリリースしてきたのでこれからが楽しみですね!
今回の一枚は腕を伸ばしてミラーレス機を上から下に向けて撮っています。
これも軽くて液晶を見ながら撮れるというミラーレスならではの利点ですね。
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