このブログは、主に一眼初心者に向けて書いているわけですが、
今回はスマホで撮っている人にも当てはまると思います。
ズバリ、『撮った写真を数倍見栄え良くする方法』の答えは、現像処理にあり!
ところで”現像”ってなんのことか分かりますか?
フィルムカメラの時代は
フィルムをお店で買う→撮影が終わる→写真屋さんに”現像”に出す→現像が仕上がってくる→撮った写真を見ることができる
という工程を踏んでいたわけです。
Contents
一眼初心者はまずフィルム現像について知ろう!
デジカメやスマホになり、撮った写真はその場ですぐに確認することができるようになりました。
「だったら現像処理はいらないのでは?」
ということになるのですが、それでは宝の持ち腐れ。
僕に言わせると、デジカメの良さの半分も使えてないといえます。
現像には
1.撮った写真を物理的に目視できるようにする
2.自分の思い浮かべた色味や質感に調整する
という大きく二つの意味があります。
1.は冒頭お話ししたフィルムカメラに当てはまるので、注目するべきは2.になります。
もう少しフィルムのことについてお話しすると、フィルムの時代であっても、ただ撮った写真を見ることの他に、その後にプリントする際、自分好みの色にして仕上げるという作業がありました。
写真の現像所に指示を出しすか、自ら暗室に籠って現像作業をするか、といった感じです。
一眼初心者は続いてデジカメの現像について知ろう!
デジカメの話に戻します。
というわけで、一眼初心者のあなたは、撮影と同時に現像処理を覚えると、ただ撮っただけより数倍見栄えのある写真に仕上げることができるのです。
難しいことはありません。
パソコンに撮ってきたデータを移し、”現像ソフト”で現像するだけ。
ちょっと色をいじったり、コントラストをつけたりするだけで、驚くほど見栄えが良くなります。
普通に撮っただけの写真は比較的”普通”に写るので、「可もなく不可もなく」という感じになります。
世の中は何事も”普通”が好きなのかもしれません。
極端にクセのある写真しか撮れないカメラだったら、多分売れないからでしょうね(笑)
カメラ内部の機能として、”フィルムシミュレーション”や”アートフィルター”といったものもあり、それを操作すればクセ(?)のある写真も撮ることができると思います。
残念ながら僕はその機能を使っていないので、やはりここでお話しするのは、「現像ソフトで現像する」ということになります。
一眼初心者はまず現像ソフトをいじり倒してみよう
というわけで例題を
左がノーマル、撮ったそのままで、右が現像ソフトで自分の思った感じに現像したものです。
ノーマルに比べてコントラストが強く、色が鮮やかでメリハリがついているのがわかるでしょうか。
この日は快晴で直射日光が強かったので、光が強いイメージを強調して仕上げました。
続いてはこちら。
1枚目と同様に左がノーマルです。
右は石の壁の冷たい感じを強調したく、全体的にクールだけどやわからかいイメージに仕上げたかったので、青味を強くしてコントラストを低く、そしてシャドウ部(暗く影になっている部分) を明るく起こしています。
もっと極端に色や質感をいじることももちろん可能だし、「例題のようないじり方が正しい」というわけではありません。
作品を作るという意味では、あなたの好きに現像ソフトをいじっていいのです。
コレが楽しいのです!!
もちろん、人物の写真だけでなく、風景でも電車の写真でも、スポーツでも何でもそうです。
現像やデジカメ撮影のことについて、twitterで”プチカメラ講座”を配信しているので、よかったら見てみてください。
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