正方形で撮る

camera

instagramのおかげで今では当たり前となった正方形の写真。

当時フィルムの時代では使うカメラの機種によって撮れる画面の比率が違いました。

レンジファインダーや一眼レフカメラの普及で35mm判サイズ(いわゆる普通の写真の比率)をが超王道。

そこに6×7や6×4.5といった中判カメラ(一眼レフより大きいフィルムサイズのカメラ)が、

まだアシスタント時代の僕に超カッコよく感じていました。

というか今でもかっこいいと思っています。

その中でも6×6サイズで1:1比率、要するに正方形サイズで撮れるカメラの

HASSELBLAD(ハッセルブラッド)

 

というカメラはまさに憧れ。

一本のフィルムで撮れる枚数はたったの12枚

35mm判なら36枚撮れるところをたったの12枚しか撮れないのです。

今のデジカメであれば大容量のメモリーカードを入れれば無限に撮れるので

12枚というのは本当に少ない!

たくさんとりたければ当然それだけたくさんのフィルムを

用意する必要がありました。

当然その分の費用がかかります。

 

僕のイメージでいうと、

時計ならロレックス、車ならベンツ、35mmカメラならライカ

そして中判カメラならハッセルブラッド、という勝手な王道のイメージです(笑)

 

僕は当時ハッセルブラッドをなけなしのアシスタントの給料で買いました。

そして正方形のフォーマットで仲間たちのポートレートを撮りまくっていました。

それが僕の人物写真撮影の基盤かもしれません。

もちろん学生時代からなんとなく一眼レフでも撮ってはいましたが。

今も持ってはいるもののカメラケースの中で眠っています(笑)

レンズだけたまにデジカメに付けて使っています。

なので今でも正方形のフォーマットには魅力を感じます。

 

さて、やっと本題ですが

この写真はデジカメで撮っています。

今ではデジカメでも最初から正方形で撮れる設定があるカメラも

メーカーによっては存在します。

でも僕の望むRAWデータでの正方形撮影はできなくてjpg撮影のみです。

(もしかすると僕が知らないだけで存在するのかもしれませんが・・)

結果、35mm判サイズ、3:2の比率のデータを1:1にトリミングしました。

 

澄んだ優しくも若い力がみなぎる瞳が魅力的なコだったので

そこが強調されるように顔をアップで撮りました。

このくらいの顔のアップの写真は1:1がちょうどいいと思っています。

もちろん後から正方形でトリミングすることを前提に撮影しています。

この魅力的な部分を感じとってもらえる一枚になっているかと思います。

でもやはり基本はトリミングをしないで一枚一枚魂込めて撮るという感じが僕は好きです。

 

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