色調整の基本

camera

「堀内さんぽい色にするにはどうしたらいいですか」

「色調整の基本を教えてください」

というようなことを聞かれることがあります。

 

 

結論から言いますと

色調整の基本は自分の好み

 

ということになります。

 

例えば商品撮影において5色のカラー展開の洋服を撮る場合、実物と写真の色は一致していなければどうなるでしょう?

 

その写真で広告を作った場合は

「全然思ってた色と違う」

という風にクレームが来ちゃいますよね。

 

では忠実な色味の指定がないような撮影の場合はどうでしょう?

 

仕事の場合は打ち合わせ時に全体の方向性を決めたりもするので、その時どきに応じて対応します。

 

作品やお任せで自由に撮っていい場合は僕は自分の好きなように撮って好きなように色味や質感をイジります。

 

撮ったデータはイジる前提で撮影します。

 

RAWデータは明るさや色味の設定の失敗をごまかすために使わないようにしましょう

 

RAWデータはより良い一枚をつくり上げるために撮るのです

 

 

というのが僕の見解です。

 

 

ということを言いつつも実際にRAWデータをどう扱っていいか分からないですよね。

以下にいくつかサンプルを出してみます。

 

 

 

A.こちらはノーマル、撮ったそのままのデータ。

 

 

B.少し明るく、そしてコントラストを調整

明るくメリハリのある印象になりましたね。

 

 

 

C.ホワイトバランスをイジって青味を強く

Bだけをずっとみていると、それが当然のように思えるかもしれませんが、Cの色味も間違いではないですよね。

先に指定された表現が無いようであれば、BもCもどちらも正解なのです。

そもそも作品を撮る、ということであれば先に仕上がりを指定できるのは撮っている自分自身。

仕上がりをイメージして撮るということは大切なことですよ!

 

 

D.少し前に流行ったトイカメラやinstagramに近づけてみます。

こんな表現だって現像ソフトを使うとできるのです。

 

E.モノクロ

当然、モノクロの表現だってできます。

モノクロの中だけであっても表現の幅は無限にあるので、チャレンジしてみてください。

 

 

F.ホワイトバランスを極端にいじって緑色に

こちらはどうでしょう?

「これこそが私が追い求めてきた写真の表現です」というようであればもちろん止めません。

 

 

 

G.堀内の表現

僕なら、ということで最後に一枚。

 

いかがでしたか?

現像ソフトのいろいろなパラメーターや数値にをイジると、一枚の写真でも様々な無限の表現ができるのです。

 

まずはカメラ同様にイジりまくってみると、現像ソフトの特性を掴んでこれると思います。

そこから自分好みの色味や質感を追い求めていればいいですよね!

 

 

現像ソフトを使えばJPEGでもある程度はイジれますが限界があります。

 

RAWデータ+現像ソフトが最良最強の組み合わせでであることは間違いありません

 

 

実は現像ソフトにも良し悪しがあるのですが、それはまた今度。

 

 

それでは楽しい写真ライフを!

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