立体感とは
平面的でなく、奥行き・深さ・厚みなどがある感じ。「音の立体感」「絵に立体感を出す」
と説明されています。
写真で立体感を出すにはどうすればいいのか。
イメージしてみてください「ふわふわで厚みのあるボリュームたっぷりのパンケーキ」を真上から撮ったら、
”厚み”や”ボリュームたっぷり”といった表現はできるでしょうか?
これは一例ですが、立体感を出すための要素の一つ目は【被写体の向き】が挙げられます。
人物の写真でいうと顔は真正面よりも横に振った方が鼻や唇など凹凸のある部分が立体的に見えてきます。
これは被写体の向きにもよりますが、当然動かすことのできない被写体に対してはカメラが動いて立体的な向きを探す必要があります。
二つ目は【背景をボカす】です。
ボカす方法はレンズの焦点距離を長くしたりF値を小さくする、被写体に近くなどいくつか方法があります。
この作品では焦点距離は200mmでF値はF2.8、で被写体にも結構近くに寄っています。
背景がボケることで被写体だけが浮きだち立体感が出てきます。
三つ目は【光を当てる】です。
光が当たるということは反対に影もできます。
うまく当てられハイライトとシャドーのバランスが良いと立体感が出てきます。
光の当て方の種類としては太陽の光やレフ板、人工的な光であるストロボ光などが挙げられます。
この作品では太陽光+ストロボ光で撮りました。
画面左上からストロボを弱めに打っています。
モデルさんの鼻やおでこや唇にほんのりとハイライトが入っています。
ストロボを使わなくてももちろん撮れますが、ストロボ光を当てるだけで一気にパキっとしたイメージになり
太陽光だけとはまた雰囲気の違った写真を撮ることができます。
ストロボは「暗い部屋などで明るくするために使う」と思ってる人は多いかもしれませんが、それだけではないということですね。
【被写体の向き】
【背景をボカす】
【光を当てる】
この三つを意識して撮ってみると、表現の幅が広がってまた撮影が楽しくなると思います。
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